人生向上委員会

主にビジネス本を読んだ感想をまとめたブログです。

【本紹介】金持ち父さん貧乏父さん

 

 

こんにちは、沖縄生まれ沖縄育ちのこすけ(27歳)です。

 

実は、この度ブログを始めることにしました。

ブログを始めるに至った経緯はというと、

以前から読書が好きでビジネス本を漁っては読んでを繰

り返していたのですが、

ある時気がつきました。

「あれ?読んだ本って結局どんなこと書いていたんだっけ?」と。

普段、本を読みながらメモを取らず、内容すら覚えていなかった私は、

ただただ読み終えたことで満足をしていただけだったのでした。。

そこで今回、備忘録もかねてブログを始めてみることにしました!

(一人でも見てくれるといいな・・笑)

 

ということで早速、本紹介をしていきたいと思います。

 

まずは、第一回目ご紹介するのはこちらの一冊です。

 

金持ち父さん貧乏父さん

 

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金持ち父さん貧乏父さん 著ロバート・キヨサキ

ハワイの富豪、ロバート・キヨサキ氏が書いたベストセラーで、

2000年から読まれ累計は400万部超えという大ヒット人気シリーズです。
お金についての教科書ともいえる本で、すでに読まれたという方も多いと思いますが、

私がビジネス本に興味をもった最初の一冊でもあるので

今回、ご紹介していきたいと思います。

金持ち父さんと貧乏父さん

著者であるロバートには、二人のお父さんがいる。

それが、「金持ち父さん」と「貧乏父さん」。

お金の教育をしてくれた父親と実の父親だ。

一人の父親は、4年生大学を2年で卒業し、博士号を取得。

成績優秀ということもあって授業料は全て奨学金でまかない、その後銀行員となった。

もう一方の父親はというと、ロースクールすら卒業していなかった。

どちらも仕事は順調だったにも関わらず、

一人の父親は、死ぬまでお金に苦労し、一人の父親はハワイで最も裕福な一人になった。

裕福になった父親こそ、、、

そう、ロースクールさえも卒業できなかった父親の方

だったのだ。

二人の父親の口癖はまるで正反対だった。

貧乏父さんの口癖は、

「金への執着は悪の根源だ」「それを買うためのお金はうちにはない」

「大切なのはお金じゃない」「良い会社に入るためによく学べ」

だった。

一方で、金持ち父さんの口癖は、

「金がないことこそが悪の根源だ」「どうやったらそれを買えるのかを考えろ」

「お金は力だ」「お金のために働くのではなくお金を働かせるために学べ」

だった。

ロバート少年はどちらの父親の教えを守るかをとても悩んだ。

そして彼は、自分自身で決断をした。

彼が選択したのは、そう金持ち父さんの教えだった。

ロバート少年が9歳のことだった。

 

金持ち父さんの6つの教え

第一の教え

金持ちはお金のためには働かない

実父はというと貧乏父さんの方で、金持ち父さんは親友マイクの父親だった。

金持ちの多くいるエリアで育ったロバートとマイクは、中流階級の家庭だった。

周囲には多くの金持ちがいたことでそれを羨ましく思ったロバートとマイクは、

当時、コンビニエンスストアを9つ経営する経営者だったマイクの父親にお金儲けの仕方を教えて欲しいと迫った。

すると毎週土曜日にマイクの父親が経営するコンビニエンスストアでアルバイトをするよう命じられた。

給料は、3時間で30セントの安月給だった。

それから1ヶ月、毎週土曜日はアルバイトをするもロバ

ートは納得がいかなかった。

「金儲けについて教えてくれるどころかマイクの父親にはあれから1度だって会っていない。こんな安月給で働きたくて頼み込んだんじゃない!」

怒ったロバートは、マイクの父親に抗議しに行った。

怒りの丈をぶつけたロバートに対してマイクの父親から帰ってきた答えはこうだった。

「ロバート、多くの人間は労働条件が悪いから改善し

ろといつも他人に不満をぶつけている。給料をあげるのは簡単だ。そうじゃなくて自分でお金を生み出すことに頭をフル回転させてみろ」

そう言われたロバートは、言われた通りに働いてみた。

するとしばらく経ってあることに気がついた。

いつもアルバイト終わりに10セントで買っていた

漫画雑誌は、

古くなると卸売業者が回収していくことに気がついた。

ロバートとマイクは、卸売業者に古くなった漫画雑誌をくれないかと打診をしたところ、 転売をしないことを条件にくれることになった。

それから毎週、古漫画雑誌をもらうなかでロバートとマイクはある商売を思いついた。

マイクの家の使っていない 地下室を「漫画図書館」と名付け、OPENさせたのだ。

近所の子供たちを集め1人10セント、2時間漫画読み放題とした。

マンガが盗まれないように、図書館長として週に1ドルでマイクの妹を雇った。

卸売業者との転売禁止という約束も守っているので問題もない。

結果として週に9.5ドルも売り上げるビジネスになったのだ。

紆余曲折あり、結果3ヶ月で閉館になったのだが、金持ち父さんは大いに喜んだ。

ロバートとマイクは、現場に出ずともお金を生み出すことができることを知った。

そしてこれが、「お金を自分たちのために働かせる」という金持ち父さんの第一の教えだった。

 

第二の教え

お金の流れの読み方を学ぶ

月日は経ち、親友のマイクは父親のビジネス帝国を引継ぎ、今では父親よりも利益を揚げ、想像を絶するほど金持ちになった。

一方でロバートも多大な資産を築き、47歳という若さでビジネスから引退した。

二人のような金持ちになるには、お金について勉強しなければならないのは当然だが、あまりにも多くの人が、「資産と負債の違い」すら分かっていないとロバートはいう。

その定義とはなんとも簡単なことであり、

資産=私のポケットにお金を入れてくれるもの

負債=私のポケットからお金をとっていくもの

ということである。

では、多くの人が憧れる夢のマイホーム。

これは、一体資産なのか。負債なのか。

答えは・・

「自分が住む家なら負債、貸家であれば資産」である。

多くの人が、マイホームは資産だと錯覚しているが、それは先ほどの定義に当てはめると間違いであるどころか、人生最大の負債であるとも述べている。

マイホームは、長期の住宅ローン、多大な固定資産税がかかる。

数十年のローン完済後には、すでに価値などないに等しい。

負債として家にかかるお金が出ていく一方で、資産としては何も入ってこない。

間違いなく負債であり、そして他にも以下のような損失がある。

1.時間

住宅ローン返済中、他の資産に投資していれば価値が上昇した可能性がある。

2.資本

住宅ローン、またそれに付随する高額な維持費を投資資本に回ることができた。

3.投資教育の機会

 住宅、貯金、年金等を資産と考えているので投資に回すお金がなく手を出せない。

 

中流以下の人たちは、会社からの給与が主な収入源である。

そこから支出を払い、余った貯金は雀の涙。

残念ながら給料が上がってもそれに伴い支出も増える。

結果、いつまで経っても金持ちになれないサイクル。

これをロバートは、ネズミが回し車から降りられない様子に喩えて「ラットレース」と呼ぶ。

このラットレースから抜け出すにはどうしたら良いのか。

それは、金持ち父さんの第三の教えで説明しよう。

 

第三の教え

自分のビジネスをもつ

ここでいうビジネスとは、何も大それた企業をつくると言うことではない。

仕事を続けながら、今で言う副業をするべきだと言っているのだ。

そして無駄に費やしてきたブランド品、車のような負債へ使うことは今すぐやめ、

利益を産みだす資産にこそ、まず先にお金を使うべきだ。

ブランド品は、利益を生み出した資産でご褒美として買うべきであるという。

事実、ロバートのベンツはアパートの借主が買ってくれたようなものだった。

では、資産には一体どのような種類があるのだろう

か。

1.自分がその場にいなくても収入を生み出すビジネス

2.株

3.債権

4.収入を生み出す不動産

5.手形・借用証書

6.音楽・書籍等の著作権特許権

7.その他価値のあるもの、収入を生み出すもの、市場価値のある物品など。

 

金持ちは、まず上記のような資産を先につくり、

そこから生まれる富をさらに投資にまわすというプラスのサイクルで回している。

 

第四の教え

会社を作って節税する

金持ちはより多くのお金を残すために合法的な抜け道を作っている。

それが「会社」だ。

 

(会社をもっている金持ちのお金の流れ)

稼ぐ → お金をつかう → 税金を払う

(会社のために働いている人たちの流れ)

稼ぐ → 税金を払う → お金をつかう

 

会社をつくれば、ある程度のお金を必要経費にすることができる。

例えば、社用車の代金、保険料、修理代、そしてスポーツクラブの会員権なども。

他にも休暇旅行のついでにハワイで重役会をすれば経費になるし、

接待や打ち合わせを兼ねてレストランで食事をすればそれも経費になる。

全部ではないにしろ、これらを税引前の収入から落とすことができるのだから最強だ。

これが会社を持っている人と持っていない人の雲泥の差である。

 

第五の教え

金持ちはお金を作り出す

時代は常に変化している。

時代の波に乗れず、仕事や家を失いそれを不況、会社、社会のせいにしているが、多くはそれらの不幸は自分自身の問題である。

真のお金持ちというのは、「お金を持っている人」ではなく「お金を生み出す能力(ファイナンシャル・インテリジェンス)」がある人のことだ。

だから大抵の人は宝くじを当てても正しく使えず不幸になる。

だから私たちは、ファイナンシャル・インテリジェンスを高めるため自分の知識へ、リスクを恐れずに投資をしなければならない。

逆にファイナンシャル・インテリジェンスをもたずに勝負に挑もうとすること自体がリスクでありギャンブルである。

自分がやっていることを正しく理解していれば、それは決してギャンブルではない。

 

第六の教え

お金のためではなく学ぶために働く

金持ち父さんの教えは、「広く浅く学ぶこと」だった。

大事なのは「いくら稼げるのか」ではなく「何を学べる」かである。

ロバートは、『経理・皿洗い・工事現場・営業・予約受付・マーケティング』と幅広い仕事をした。

金持ち父さんが『銀行家・弁護士・会計士・ブローカー』といった専門家と仕事をするときは、必ず同席させられた。

他にも、安定していた『海兵隊』ではリーダーシップを学んだ上で退職し、

大手会社『ゼロックス』では、業界一の営業スキルを学び、事実トップセールマンになった後に昇進を断って退職した。

いずれも実父である貧乏父さんにはかなり怒られたが、そもそも考えがまるで違うので仕方がなかった。

広く浅く学んだ結果、大事で必要なスキルは、

「セールススキル」「キャッシュフローの管理」「システムの管理」「人間の管理」

であると感じた。

 

以上6stepが、金持ち父さんによる教えであり、これを1つずつ実行することで金持ちに近くことが出来る。というお話でした。

 

実は、本書にはこの後にもこの6つの教えを実践するために

「まず五つの障害を乗り越えよう」

「スタートをきるための十のステップ」

「具体的な行動を始めるためのヒント」

「経済的自由を手に入れるには」

というテーマでお話が残っています。

続きが気になる方は、ぜひ読んでみてください。

初めてのブログでしたが、

書いてて意外と楽しかったのでまた次回もお届けしていきたいと思います。

それでは、またお会いしましょう。

See You Again.

 

 

こすけ